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NEWS◎IBS(過敏性腸症候群)について
2019.03.01
通勤・通学の途中で、試験の前に、大事な会議の前に、旅行先で、急にお腹が痛くなり
トイレに駆け込む、慌ててトイレを探す、大事な場面でなぜかお腹を下してしまう...。
こんな経験ありませんか?
繰り返す下痢・腹痛。これらの症状はIBS(過敏性腸症候群)という病気かもしれません。
IBSは主にストレスに起因して、下痢や便秘を慢性的に繰り返す疾患です。
大腸がんや潰瘍性大腸炎などは血液検査や大腸内視鏡検査などで腸に異常が認められますが、
IBSは検査でそうした異常はないことが確認された上で症状が続く場合に診断されます。
日本人のおよそ7人に1人がIBSに当てはまると推定されており、30代以下の若い世代に比較的多く見られる傾向があります。
◎IBSのタイプ
IBSはその症状によって「下痢型IBS」「便秘型IBS」「混合型IBS」3つに分類できない「その他」の4タイプがあります。
下痢型は男性に多く便秘型は女性に多いといわれています。
◎治療
まず生活習慣の改善が必要です。3食を規則的にとり、暴飲暴食、夜間の大食を避け、
食事バランスに注意したうえで、ストレスをためず睡眠、休養を十分にとるように心掛けてください。
刺激物、高脂肪の食べ物、アルコールは控えましょう。
それでも症状が改善されない場合にはお薬による治療もあります。
もうすぐ4月、環境が変わりストレスをためやすい時期かと思います。
症状が続く方は一度医師に相談されることをおすすめします。