医療法人大光会 おおかど胃腸科クリニック
 
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最新の内視鏡治療

お腹を切らずに癌を治療する! 胃癌、大腸癌、内視鏡治療の進歩!

胃癌(がん)は、日本人に最も多い癌(がん)のひとつですが、最近では大腸癌(がん)も急激に増えています。
昔は、内視鏡で発見した早期癌(がん)は、開腹して外科手術で治す治療が常識でした。しかし最近では、NBIや拡大内視鏡、ハイビジョン画像など内視鏡機器の進歩により、小さい早期癌(がん)の発見も増え、リンパ節転移のない粘膜表層のみにできた早期の癌(がん)は、内視鏡治療で完全に治すことができるようになりました。根治療法として手術がもっとも確実な方法ですが侵襲が大きく、短期間の入院で身体への負担も少ない内視鏡治療は、これからも普及する治療法になることでしょう。


内視鏡的粘膜切除術(EMR):Endoscopic Mucosal Resection
小さい胃癌(がん)「腫瘍径2 cm以下、潰瘍がない、肉眼所見で癌(がん)が粘膜内にとどまる分化型腺癌(がん)」に対して病変下に生理食塩水を注入して、吸引したりつかんで持ち上げたりした後に、内視鏡の中を通したリング状のワイヤーで病変部を縛り、電流で焼き切る治療法。内視鏡先端に透明フードを取り付け、吸引して粘膜切除するフード法と2チャンネル内視鏡にて1方より把持し、もう1方よりワイヤー操作にて切除する2チャンネル法があります。いずれも外科的開腹術に比べ短時間で行え、低侵襲の内視鏡手術です。EMRでは2 cmに近い病変は、一度では取りきれず、分割切除が必要なことがあります。

■EMR治療のながれ
平坦な腫瘍を確認後
境界近くに印をつける。
  病変の下に食塩水を注入して盛り上げる。   盛り上がり基部にワイヤーを掛け締める。   高周波電流にて目印を含めて切除、回収する。


■胃癌(がん)のEMR    
 
EMR前
僅かに盛り上がった腫瘍。周囲に目印(マーキング)をつける。
  EMR後
マーキングを含めて粘膜切除終了。
     
■大腸腫瘍のEMR    
 
平坦な腫瘍を確認後、大きさ、
性状をよく観察する。
  病変の下に食塩水を注入して盛り上げ、ワイヤーを掛ける。
     
 
腫瘍を取り囲むようにワイヤーを締め、
高周波電流で焼き切る。
  切除終了。止血を確認後、腫瘍標本を回収します。
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内視鏡的粘膜下層はく離術(ESD):Endoscopic Submucosal Dissection
大きめの早期胃癌(がん)に対して、病変を確実に含めて切り取るように開発された日本発の新技術で、癌(がん)の周りを囲むように粘膜下層まで切開し、一括して切り取る方法です。2cmに近い大きめの早期癌(がん)に対して、ヒアルロン酸溶液などを粘膜下に注入し、病変部を浮かせて粘膜をはがすように切除します。病変部が一括切除でき、その後の病理検査で確実な根治判定が行えます。現在ではこの新技術で早期癌(がん)の切除を行う施設が増えています。現在のESDの適応はEMRと同様ですが、粘膜表層を広がる2 cm以上の分化型粘膜内癌にも適応拡大が検討されて、胃癌(がん)以外にも側方発育型大腸腫瘍や早期食道癌(がん)にもESD治療が普及しつつあります。

 
表面平坦な腫瘍を確認後、境界や性状をよく観察する。   病変の周辺に切除範囲の目印をつける。
     
 
病変下に青色の薬液を注入して盛り上げ、
目印外周を全周囲切開する。
  薬液を追加注入しながら
少しずつ病変部をはく離する。
     
 
切開はく離終了。切除部の止血を確認後、
病変部を回収します。
  一括された切除標本。
病理検査にて根治判定を行う。
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大腸ポリープ切除術(大腸ポリペクトミー):Polypectomy
ポリペクトミーは最も広く行われている内視鏡治療です。大腸にできる良性のポリープのうち腺腫性ポリープは、大腸癌(がん)の前癌病変と考えられ、ポリープ全体を切除する必要があります。茎を持たない平坦なポリープには、直下に生理食塩水を注入して持ち上げた後に、内視鏡の中を通したリング状のワイヤーで病変部を縛り電流で焼き切る治療を行います。安全のため入院治療が原則ですが、大きくないポリープは外来でのポリペクトミーも行っていますので、日帰り内視鏡治療も可能です。

 
大腸ポリープを確認。   ポリープの基部に生理食塩水を
注入してもりあげる。
     
 
基部にワイヤーを掛けて締める。   高周波電流を流して切除した
ポリープの切除跡。
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内視鏡的乳頭切開術(EST)、総胆管結石砕石、採石術:Endoscopic sphincterotomy
胆石が胆のう内にある時は特に症状はありませんが、総胆管内に移動して総胆管の出口を塞ぐと強い痛みがおこり、発熱、悪寒や黄疸がでたりします。この胆管結石症では、内視鏡を用いた治療が進歩し、ESTが主流になっています。内視鏡を用いて、最初に十二指腸乳頭を専用ナイフで切開します(内視鏡的乳頭切開術)。開大した胆管出口よりバスケット状の器具を挿入し、胆管内の大きな石を砕いたり、把持したりして採石処置を行います。

     
 
拡張した総胆管内に認められた多数の結石(矢印)。
(ERCP X線写真)
  内視鏡的乳頭切開術後に、体外へ取り出された11個の結石。
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内視鏡的止血術
胃潰瘍ができる場所に血管があると、破れて血がドンドン噴出してきます。胃潰瘍からの出血に対して以前は手術で止血していましたが、現在は止血法として、純エタノール局注法、HSE局注法、高周波電気凝固法、マイクロ波凝固法、クリップ法などいろいろな方法があります。多様な処置具や送水機能付きの内視鏡で止血処置が容易に行えるようになりました。

 
吐血にて内視鏡検査。
胃潰瘍付近からの出血を認める。
  出血部を洗浄観察し、出血点を確認する。
     
 
潰瘍の出血点を三個のクリップにて摘んで把持し、潰瘍全体を縫縮。   完全止血され、再出血防止の薬剤を散布して終了。

当クリニックでは、その他、食道静脈瘤治療内視鏡的食道拡張術異物除去など
内視鏡を利用した治療を行っています。



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